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2008年3月の日記
▼ 2008/03/31(月) 高速同調のストロボ
【2008_03】
ストロボ撮影でのシャッター速度の制限をなくすために、閃光時間が遅いストロボが開発されました。ストロボが光っているうちにシャッターのスリットが走り切れば、通常の同調速度より速いシャッタースピードでも全画面にストロボの光を当てることができます。
閃光時間が遅い・・といっても、昔のフラッシュバルブほど遅くはありません。数値で表すと40ms(40/1000秒)程度です。1/25秒くらいですね。
こうした緩速発光タイプのストロボを高速シャッターで使うには、「先幕シンクロ」ができるカメラが必要です。
普通のシンクロ方式は、先幕が走り切ったときに光らせます。高速シャッターでは、後幕がすでに走り始めてますから、同調不良となります。先幕が走り始めた時点で光っていなければ、高速シンクロはできません。
ハイスピードシンクロができる方式を「FP発光」ともいいます。昔のフラッシュバルブでFPシンクロといっていたのと同じ原理ですね。
したがって、ストロボだけを緩速発光タイプにしても高速シンクロはできません。カメラに先幕シンクロ機能が必須です。
それと、シャッター速度が速くなるにつれて、スリットの幅が狭くなるので、ストロボ光の露光量が少なくなります。露出不足になりやすいので、注意が必要です。
最近のデジタル一眼レフは、幕切れを起こさないように自動制御されています。手元にあるα7Dは、内蔵ストロボをポップアップすると、マニュアル露出でも1/160秒までしか設定できません。(どこがマニュアルだ!)
外付けの5600HS(D)を付けると、1/160秒以上はFP発光に自動的に切り替わるので、1/4000秒まで設定できます。(この機能は外すことも可能です。後幕シンクロにしたときは、自動的に解除になります。)
失敗はないけど、ある意味では「過保護」ですね。シンクロ接点でつながった外部ストロボを使うときは、こうした保護はありませんから、くれぐれも注意しないとね。
閃光時間が遅い・・といっても、昔のフラッシュバルブほど遅くはありません。数値で表すと40ms(40/1000秒)程度です。1/25秒くらいですね。
こうした緩速発光タイプのストロボを高速シャッターで使うには、「先幕シンクロ」ができるカメラが必要です。
普通のシンクロ方式は、先幕が走り切ったときに光らせます。高速シャッターでは、後幕がすでに走り始めてますから、同調不良となります。先幕が走り始めた時点で光っていなければ、高速シンクロはできません。
ハイスピードシンクロができる方式を「FP発光」ともいいます。昔のフラッシュバルブでFPシンクロといっていたのと同じ原理ですね。
したがって、ストロボだけを緩速発光タイプにしても高速シンクロはできません。カメラに先幕シンクロ機能が必須です。
それと、シャッター速度が速くなるにつれて、スリットの幅が狭くなるので、ストロボ光の露光量が少なくなります。露出不足になりやすいので、注意が必要です。
最近のデジタル一眼レフは、幕切れを起こさないように自動制御されています。手元にあるα7Dは、内蔵ストロボをポップアップすると、マニュアル露出でも1/160秒までしか設定できません。(どこがマニュアルだ!)
外付けの5600HS(D)を付けると、1/160秒以上はFP発光に自動的に切り替わるので、1/4000秒まで設定できます。(この機能は外すことも可能です。後幕シンクロにしたときは、自動的に解除になります。)
失敗はないけど、ある意味では「過保護」ですね。シンクロ接点でつながった外部ストロボを使うときは、こうした保護はありませんから、くれぐれも注意しないとね。
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▼ 2008/03/30(日) ストロボの閃光時間
【2008_03】
小型ストロボの閃光時間は、かなり速いです。全力発光したときでも1/1000秒くらいで光ります。距離が近くて少ししか光らないときだと1/20000秒くらいになります。
人間の瞬きは約1/500秒ですから、ストロボ光は一瞬の光です。
1/500秒でシャッターを切ると、ヘリコプターの羽は静止した状態で写ります。暗闇でジャンプしたときにストロボ光だけで写真を撮ると、人間が空中に浮いた状態で写ります。
ミルクに1滴落として王冠の形を作った写真は有名ですが、これは高速で発光するストロボを使って撮影しています。
一眼レフはフォーカルプレーンシャッターを使っています。カメラによって多少違いますが、1/250秒以上の高速シャッターを切ると、シャッター幕は全開せずに、スリットの状態で走ります。より高速になると、スリットの幅を狭くして露光量を少なくするわけです。
連続した定常光ならこの方法で制御できますが、ストロボ光は一瞬の光ですから、スリットの幅だけ写ってあとは未露光になってしまいます。いわゆる「幕切れ」です。
アマチュア向けのカメラは、自動制御になっているので、汎用タイプのストロボを使わなければ幕切れは起きません。専用ストロボを使ったときは、同調速度を超えないように制御されているからです。
緩速発光タイプのストロボが使えるカメラなら、通常の同調速度を超える設定をしていても、ストロボ撮影ができます。(次回に続く・・)
人間の瞬きは約1/500秒ですから、ストロボ光は一瞬の光です。
1/500秒でシャッターを切ると、ヘリコプターの羽は静止した状態で写ります。暗闇でジャンプしたときにストロボ光だけで写真を撮ると、人間が空中に浮いた状態で写ります。
ミルクに1滴落として王冠の形を作った写真は有名ですが、これは高速で発光するストロボを使って撮影しています。
一眼レフはフォーカルプレーンシャッターを使っています。カメラによって多少違いますが、1/250秒以上の高速シャッターを切ると、シャッター幕は全開せずに、スリットの状態で走ります。より高速になると、スリットの幅を狭くして露光量を少なくするわけです。
連続した定常光ならこの方法で制御できますが、ストロボ光は一瞬の光ですから、スリットの幅だけ写ってあとは未露光になってしまいます。いわゆる「幕切れ」です。
アマチュア向けのカメラは、自動制御になっているので、汎用タイプのストロボを使わなければ幕切れは起きません。専用ストロボを使ったときは、同調速度を超えないように制御されているからです。
緩速発光タイプのストロボが使えるカメラなら、通常の同調速度を超える設定をしていても、ストロボ撮影ができます。(次回に続く・・)
▼ 2008/03/29(土) ストロボの調光方法
【2008_03】
ストロボを2灯使ったときのガイドナンバー(GN)について、難しい話をしました。この話は、ストロボが全力発光することを前提にしています。
カメラに内蔵された(あるいはカメラに直結した)ストロボは、自動調光機能をOFFにする必要があります。カメラの露出をマニュアルモードにしても、外付けのストロボが自動調光のままでは、計算どおりの結果は得られません。
カメラによっては、自動的に多灯調光できる機種があります。よくわからないひとは、カメラ任せにするのもひとつの手ですけどね。
一眼レフの専用ストロボは、TTL自動調光で制御されています。Through The Lensの略で、レンズを通った光を測って調光します。外光制御に比べて確度が高い方式です。
ストロボ光だけを測る方式と、定常光とミックスして測る方式があります。後者は、明るい場所ではストロボは少ししか光りません。その代わり自然な描写が得られます。
カメラの露出補正は、定常光とストロボ光の両方に働きます。機種によっては、定常光とストロボ光を別々に補正できる機能がついていることがあります。ストロボを補助光として使うときには便利です。
人物のポートレート写真なんかでは、ストロボを弱めに焚くほうが自然な描写が得られます。マイナス1から1.5くらいが目安ですね。自然光だけで撮影できる露出にしているので、ストロボ光はあくまで補助光として働きます。影を和らげたり、発色を整えたりする効果があります。
ストロボだけを弱めに焚くことができない機種は、カメラの露出モードをマニュアルにセットします。シャッター速度と絞りを固定するわけです。そこでマイナス側に露出補正をかけると、TTL自動制御モードになっているストロボだけに補正がかかります。
結果的に、ストロボを補助光として使うことができるわけです。
カメラに内蔵された(あるいはカメラに直結した)ストロボは、自動調光機能をOFFにする必要があります。カメラの露出をマニュアルモードにしても、外付けのストロボが自動調光のままでは、計算どおりの結果は得られません。
カメラによっては、自動的に多灯調光できる機種があります。よくわからないひとは、カメラ任せにするのもひとつの手ですけどね。
一眼レフの専用ストロボは、TTL自動調光で制御されています。Through The Lensの略で、レンズを通った光を測って調光します。外光制御に比べて確度が高い方式です。
ストロボ光だけを測る方式と、定常光とミックスして測る方式があります。後者は、明るい場所ではストロボは少ししか光りません。その代わり自然な描写が得られます。
カメラの露出補正は、定常光とストロボ光の両方に働きます。機種によっては、定常光とストロボ光を別々に補正できる機能がついていることがあります。ストロボを補助光として使うときには便利です。
人物のポートレート写真なんかでは、ストロボを弱めに焚くほうが自然な描写が得られます。マイナス1から1.5くらいが目安ですね。自然光だけで撮影できる露出にしているので、ストロボ光はあくまで補助光として働きます。影を和らげたり、発色を整えたりする効果があります。
ストロボだけを弱めに焚くことができない機種は、カメラの露出モードをマニュアルにセットします。シャッター速度と絞りを固定するわけです。そこでマイナス側に露出補正をかけると、TTL自動制御モードになっているストロボだけに補正がかかります。
結果的に、ストロボを補助光として使うことができるわけです。
▼ 2008/03/28(金) 2灯のときのGN
【2008_03】
ストロボを2灯同時に使ったときのガイドナンバー(GN)は、いくつになるのでしょう。簡単そうで難しい問題です。
同じ光量のストロボを2灯焚いたときは、1灯のGNのルート2倍(約1.4倍)になります。GN20が2灯ならGN28です。GN40にはなりません。GN40にするためには、GN20のストロボが4灯必要です。
この答えは、一般的に正しい模範解答です。実際には、この計算どおりにいかない場合があります。
集合写真を撮るときに、左右の両隅までストロボ光が回らないことがあります。これをカバーするために、ストロボをカメラの左右に振り分けて2灯セットしたときは、1灯と同じGNで計算します。
照射角度を広げるために2灯使うわけですから、光量が2倍にはなりません。
照射角度は十分あるが、光量が足りないのでカメラ位置に2灯束ねて使う場合は、光量は2倍になります。GNは1灯のときの約1.4倍で計算します。
GNが異なるストロボを2灯束ねたときの計算方法は、少々ややこしくなります。ストロボAがGN20、ストロボBがGN30の場合は・・・
(20x20)+(30x30)=1300 (それぞれのGNの自乗の和を出す)
この数値の平方根が合算したGNとなります。答えはGN36です。
最近の電卓には、平方根(ルート)のキーがない機種が多いですね。多少高くてもルート計算できる電卓を購入するようお薦めします。
同じ光量のストロボを2灯焚いたときは、1灯のGNのルート2倍(約1.4倍)になります。GN20が2灯ならGN28です。GN40にはなりません。GN40にするためには、GN20のストロボが4灯必要です。
この答えは、一般的に正しい模範解答です。実際には、この計算どおりにいかない場合があります。
集合写真を撮るときに、左右の両隅までストロボ光が回らないことがあります。これをカバーするために、ストロボをカメラの左右に振り分けて2灯セットしたときは、1灯と同じGNで計算します。
照射角度を広げるために2灯使うわけですから、光量が2倍にはなりません。
照射角度は十分あるが、光量が足りないのでカメラ位置に2灯束ねて使う場合は、光量は2倍になります。GNは1灯のときの約1.4倍で計算します。
GNが異なるストロボを2灯束ねたときの計算方法は、少々ややこしくなります。ストロボAがGN20、ストロボBがGN30の場合は・・・
(20x20)+(30x30)=1300 (それぞれのGNの自乗の和を出す)
この数値の平方根が合算したGNとなります。答えはGN36です。
最近の電卓には、平方根(ルート)のキーがない機種が多いですね。多少高くてもルート計算できる電卓を購入するようお薦めします。
▼ 2008/03/27(木) 業務用ストロボのガイドナンバー
【2008_03】
ワットセコンド(WS)といわれても一般のアマチュアにはピンときません。ガイドナンバー(GN)に換算すると、どのくらいの数値になるのでしょう。
業務用ストロボでGN表示をしていた機種があります。集合写真専用のストロボです。PROPETがH-215という発光部と1200WSクラスの電源部をセットで販売していました。当時はGN120という表示でした。
このヘッド(発光部)は特殊な反射傘を採用していて、画面の隅にいくほど明るくなるよう設計されています。普通のヘッドは画面の隅にいくほど暗くなります。中心よりも1絞り暗くなるところまでを有効照射角として表示しています。
集合写真では、中心よりも周辺のほうがカメラから遠くなるので、周辺での光量低下が著しくなります。H-215は周辺まで均一な照明が得られる画期的なものでした。
その代わり、照射角度は68度で、135換算で28mmだとギリギリです。センターをキッチリ決めるために、モデリングランプがビーム状に照射するようになっています。
このヘッドは現在でも単体で販売されていますが、いまはGN表示はしていません。11m先の被写体をF11で撮影しても露出不足になることはなかったので、「不当表示」ではなかったのですが、日本工業規格のGNとは違うからでしょうか。
当時の営業担当者は、「本当にGN120あるのでサバを読まないでください」といってました。一般に使われているGNは、あまりアテにならないことをプロは知ってますからね。
業務用ストロボでGN表示をしていた機種があります。集合写真専用のストロボです。PROPETがH-215という発光部と1200WSクラスの電源部をセットで販売していました。当時はGN120という表示でした。
このヘッド(発光部)は特殊な反射傘を採用していて、画面の隅にいくほど明るくなるよう設計されています。普通のヘッドは画面の隅にいくほど暗くなります。中心よりも1絞り暗くなるところまでを有効照射角として表示しています。
集合写真では、中心よりも周辺のほうがカメラから遠くなるので、周辺での光量低下が著しくなります。H-215は周辺まで均一な照明が得られる画期的なものでした。
その代わり、照射角度は68度で、135換算で28mmだとギリギリです。センターをキッチリ決めるために、モデリングランプがビーム状に照射するようになっています。
このヘッドは現在でも単体で販売されていますが、いまはGN表示はしていません。11m先の被写体をF11で撮影しても露出不足になることはなかったので、「不当表示」ではなかったのですが、日本工業規格のGNとは違うからでしょうか。
当時の営業担当者は、「本当にGN120あるのでサバを読まないでください」といってました。一般に使われているGNは、あまりアテにならないことをプロは知ってますからね。
▼ 2008/03/26(水) 業務用ストロボ
【2008_03】
一般のひとが使うことはまずありませんが、業務用のストロボは「ガイドナンバー」(GN)ではなく、「ワットセコンド」(WS、Ws)で光量を表します。
一般向けのストロボは、発光部が決まった形をしているので、全力発光したときの明るさは一定です。業務用のストロボは、直焚きしたときと面光源にしたときで明るさが変わります。面光源には、パラソル(反射傘)と バンク(透過ボックス)があって、それぞれ明るさが違います。
バウンス(反射)よりもディフューズ(透過)のほうが効率が2倍程度良いとされています。
業務用のストロボは、発光部側の方式に左右されない電源部のパワーで光量を表示するようにしています。これがWS表示です。
ワットセコンド(WS)は、1秒間露光したときに写真電球なら何ワットの光量になるかで表しています。300WSは、300Wの写真電球を1秒間照射した光量に相当します。100Wの電球なら、3秒間露光したことになります。
実際には、業務用ストロボの閃光時間は数百分の1秒なので、300Wの電球を数百個並べたくらいの光量が、一瞬にして出ていることになります。かなり明るいですね。
ストロボ光は一瞬の光です。シャッター速度を遅くしてもストロボ光の露出は変わりません。その場の自然光(室内光)が効いてくるだけです。
デジタルカメラの時代になって、業務用ストロボは容量の小さいタイプが発売されています。150WSくらいのモノブロックタイプ(電源部と発光部が一体になっているタイプ)なら、アマチュアが使うこともあるでしょうね。
一般向けのストロボは、発光部が決まった形をしているので、全力発光したときの明るさは一定です。業務用のストロボは、直焚きしたときと面光源にしたときで明るさが変わります。面光源には、パラソル(反射傘)と バンク(透過ボックス)があって、それぞれ明るさが違います。
バウンス(反射)よりもディフューズ(透過)のほうが効率が2倍程度良いとされています。
業務用のストロボは、発光部側の方式に左右されない電源部のパワーで光量を表示するようにしています。これがWS表示です。
ワットセコンド(WS)は、1秒間露光したときに写真電球なら何ワットの光量になるかで表しています。300WSは、300Wの写真電球を1秒間照射した光量に相当します。100Wの電球なら、3秒間露光したことになります。
実際には、業務用ストロボの閃光時間は数百分の1秒なので、300Wの電球を数百個並べたくらいの光量が、一瞬にして出ていることになります。かなり明るいですね。
ストロボ光は一瞬の光です。シャッター速度を遅くしてもストロボ光の露出は変わりません。その場の自然光(室内光)が効いてくるだけです。
デジタルカメラの時代になって、業務用ストロボは容量の小さいタイプが発売されています。150WSくらいのモノブロックタイプ(電源部と発光部が一体になっているタイプ)なら、アマチュアが使うこともあるでしょうね。
▼ 2008/03/25(火) ストロボ工場見学
【2008_03】
ずいぶん前になりますが、国内ストロボメーカーの工場を見学させてもらったことがあります。現在は、すでに廃業していて、手元に1台だけ当時の製品が残っています。懐かしいですね。
カメラメーカーでストロボを自社生産しているところはありません。「餅は餅屋」で、ストロボメーカーに作らせるわけです。カメラメーカーのひとは、「純正品」なんて言いかたをよくしますが、どこが純正なんでしょうね。
このメーカーも自社ブランドのほかに、カメラメーカー向けのストロボを作っていました。ポラロイド社向けの専用ストロボです。
工場のなかで、プラスチックの籠にビッシリ並べて、何段か積み上げて検査室に運んでいました。独特の形なので、すぐにポラ用とわかりましたが、あまり見られたくなかったようです。
1台ずつビニールの袋に入っていました。検査が終わって箱詰めするときには、ビニール袋は外すとのこと。アメリカの企業は、ビニール袋に入れることをムダな包装と考えているようです。傷がつくといけないので、工場内だけ使っていると言ってました。
日米の文化の違いを垣間見た感じです。
ストロボの製品検査は、特殊な検査室で実際に電池を入れて1台ずつ行ないます。新品のアルカリ電池を使っていました。
検査が終わったあとの電池は、発火テストなどに回されます。木の箱に単三電池が山盛りになってました。電池メーカーからかなり安く入っていると思いますが、結構な手間と経費です。
稼動中だったので、検査室のなかまでは見ませんでした。壁との距離や反射率を計算して、ガイドナンバー(GN)どおり規定の光量があるか計測できるように設計されているそうです。
壁からの反射光がGNを測る大事な要素です。すっぽ抜けの屋外では、GNどおりの計算は成り立たないことになります。
コンパクトカメラ用の内蔵ストロボも作っていて、組み上がったパーツを見せてもらいました。「こんな部品じゃいくらにもならないが、これでも1台ですからね」と、グチっぽい話もしてました。
後から聞いた話ですが、廃業したのは、儲からないからではなく、余剰資金で始めた材木関係の別事業が原因とか・・・ 「転ばぬ先の杖」が先に折れてしまったようです。
カメラメーカーでストロボを自社生産しているところはありません。「餅は餅屋」で、ストロボメーカーに作らせるわけです。カメラメーカーのひとは、「純正品」なんて言いかたをよくしますが、どこが純正なんでしょうね。
このメーカーも自社ブランドのほかに、カメラメーカー向けのストロボを作っていました。ポラロイド社向けの専用ストロボです。
工場のなかで、プラスチックの籠にビッシリ並べて、何段か積み上げて検査室に運んでいました。独特の形なので、すぐにポラ用とわかりましたが、あまり見られたくなかったようです。
1台ずつビニールの袋に入っていました。検査が終わって箱詰めするときには、ビニール袋は外すとのこと。アメリカの企業は、ビニール袋に入れることをムダな包装と考えているようです。傷がつくといけないので、工場内だけ使っていると言ってました。
日米の文化の違いを垣間見た感じです。
ストロボの製品検査は、特殊な検査室で実際に電池を入れて1台ずつ行ないます。新品のアルカリ電池を使っていました。
検査が終わったあとの電池は、発火テストなどに回されます。木の箱に単三電池が山盛りになってました。電池メーカーからかなり安く入っていると思いますが、結構な手間と経費です。
稼動中だったので、検査室のなかまでは見ませんでした。壁との距離や反射率を計算して、ガイドナンバー(GN)どおり規定の光量があるか計測できるように設計されているそうです。
壁からの反射光がGNを測る大事な要素です。すっぽ抜けの屋外では、GNどおりの計算は成り立たないことになります。
コンパクトカメラ用の内蔵ストロボも作っていて、組み上がったパーツを見せてもらいました。「こんな部品じゃいくらにもならないが、これでも1台ですからね」と、グチっぽい話もしてました。
後から聞いた話ですが、廃業したのは、儲からないからではなく、余剰資金で始めた材木関係の別事業が原因とか・・・ 「転ばぬ先の杖」が先に折れてしまったようです。